オーガニックの成分で身体に優しい育毛剤について

実はドラッグストアなどで売られている育毛剤には、化学成分といった添加物が多く入っています。

この添加物は短期間の使用であれば問題はないかもしれませんが、育毛剤のように長期間使用するものでは身体に何らかの悪影響を与える恐れもあります。

そのため、育毛剤はできるだけ添加物が入っていないもので、オーガニック成分が多く含まれている製品が身体に優しくおすすめです。

添加物は肌トラブルの元になる

添加物が引き起こす症状で最も多いのが、肌荒れやニキビといったお肌のトラブルです。育毛剤を塗布してから炎症やかゆみが発生したという報告も決して少なくはありません。

また、こういった報告は特に女性に多く、これは男性よりも女性の肌のほうが外部からの刺激に弱いからだと言われています。

敏感肌の方は要注意！

近年、アトピーやアレルギーといった敏感肌の方が多くなってきています。

このような方は、添加物による影響を受けやすくなっているので、含まれている添加物が微量であっても気を使わなければなりません。

また、育毛剤の中にはアレルギーのテストをクリアしたものもありますので、敏感肌の方にはこちらをおすすめします。

身体に影響を及ぼす可能性がある化学成分などの添加物。

しかし、身体を気遣って添加物を配合していない製品も多くあります。

では、これらはいったいなぜ育毛剤に含まれているのでしょうか？

この理由は大きく分けて2つあります。

理由1：コスト削減のため

基本的に、オーガニックの成分など身体に優しい成分は貴重なものが多く、配合するには多額のコストかかります。

対して、化学成分にかかるコストは比較的安価となっています。

そのため、多くの化学成分を配合することで製品の原価は安くなり、メーカーのコスト削減につながるわけです。

また、添加物が多く含まれている育毛剤は価格が安価なことが多いので、2,000円程度で購入できる商品には注意したほうがいいでしょう。

理由2：品質保持のため

多くの育毛剤にも使用されているエタノールなどのアルコール成分。

アルコールは頭皮の殺菌作用や皮脂の除去作用などがあるので使用されることが多いですが、薬剤の品質を保持するためにも一役買ってくれています。

たとえば、ワインなどのアルコール度数の高いお酒で想像してもらえば分かりやすいですが、これらは年代物でも飲めるほど消費期限が長いですよね？

このようにアルコールには製品を長持ちさせる効果があります。

また、頭皮の殺菌効果以外にも容器内の雑菌の繁殖も防ぐことも品質保持には役立っています。

身体に優しい無添加でオーガニック成分が多く配合されている育毛剤。

しかし、使用するにあたっていくつかのデメリットもあります。

ここではそのデメリットについてご紹介します。

保管できる期間が短い

無添加でオーガニックの育毛剤は添加物が配合されている製品に比べて、品質の劣化が早くなっています。

これは、オーガニックの成分が痛みやすく防腐剤やアルコールなど品質を長持ちさせる添加物が入っていないので仕方がないことではあります。

特に開封後は、酸素と薬剤が触れる時間も多くなるので酸化が進み、それに伴い品質の劣化も急速に進みます。

とは言え、メーカーもそれを想定しているので、開封後1ヶ月～3ヶ月程度は品質に問題はなく利用できると考えて良いでしょう。

価格が高い商品が多い

先程も説明しましたが、オーガニックの成分を配合するには多くのコストがかかります。

そのため、無添加のオーガニック育毛剤はどうしても値段が高くなってしまいます。

しかし、育毛剤は長期に渡って使用しなければならないものですので、値段が高い商品には少し抵抗がありますよね？

そういった方は、公式サイトで購入すると割引になる商品も多くありますので、購入する際はぜひ商品の公式サイトを覗いてみてくださいね。

「無添加」という記載がない育毛剤には基本的に添加物が配合されており、これが肌トラブルの原因になる可能性も充分にあります。

しかし、添加物にも商品を安く提供したり品質を長持ちさせたりといった目的があるので、一概に添加物が悪であるとは言えません。

ただ、肌トラブルが心配な方やアトピーやアレルギーといった敏感肌の方は、無添加でオーガニックな育毛剤を利用するようにしましょう。