医薬部外品よりも期待できる!?化粧品タイプの育毛剤が持つ可能性 2017.11.10
育毛剤にも色々ありますが中には医薬部外品ではなく化粧品に分類されるスカルプエッセンスというものが存在します。
ドラッグストアなどなどで購入できるほとんどのスカルプケア製品は医薬部外品です。
ですから育毛剤として使える化粧品があるという事実に驚いた人も少なくないはず。
あるいは医薬部外品ですら無いのに育毛剤としての効果はあるのかと疑う人もいるでしょう。
医薬部外品でないと聞くと不安に感じるかもしれませんが、結論から言うと育毛剤としての効果は確実とは言えないものの期待はできると言えます。
化粧品か医薬部外品であるかはただの分類であり育毛剤の効果を左右するものではない!
医薬部外品として販売されている育毛剤は、国によって定められた成分を配合しています。
国の規定を守ることが前提となっており、規定となる条件の範囲内で使用する成分や配合濃度を守り、審査をクリアすることで腫れて医薬部外品として販売することができます。
一方で化粧品に分類される育毛剤の場合は、安全基準を守る必要は当然あるものの上記のような縛りはないため、使用できる成分の数は圧倒的に増えることになります。
つまり化粧品に分類される育毛剤の方が、より多彩な有効成分を配合し革新的な製品を生み出すことができるのです。
医薬部外品でないからと言って効果が劣るというわけではない
よってスカルプエッセンスが医薬部外品でないからといって、育毛剤としての効果が期待できないという考えは誤りであると言えます。
むしろ今までにない新しい製品を生み出すことができるスカルプエッセンスの方が、従来の製品よりも期待が持てると考えられますね。
現にスカルプエッセンスの中には近年新しく開発された成分を配合している育毛剤も登場しています。
このため医薬部外品と化粧品というのは優劣の差を現すものではなく、厚生労働省から認可をもらっているかどうかの違いに過ぎないのです。
キャピキシルを配合している育毛剤は化粧品だが大きな効果が期待できると話題に!
以上のように医薬部外品は決められた成分しか使用できないという制約があるので、実際のところは医薬部外品よりも化粧品に分類される育毛剤の方が効果を期待できる可能性があるとも言えます。
比較的自由に使用する成分を選択できるメリットから、医薬部外品として販売するよりも化粧品タイプの育毛剤として販売するメーカーも出てきています。
近年では新たに開発されたキャピキシルが大きな注目を集めている
特に現在大きな注目を浴びているのがキャピキシルを使用した製品です。
キャピキシルはカナダのメーカーが開発した成分でアカツメクサエキスとアセチルテトラペプチド-3という物質で構成されています。
こちらの成分は現在医薬部外品の成分とは認められていないので、キャピキシルを配合した育毛剤は化粧品に分類されます。
キャピキシルはAGAにも有効であると実証されている
アカツメクサはレッドクローバーと呼ばれる植物で抜け毛の原因となる男性ホルモンDHTを生成する5αリダクターゼの働きを阻害します。
アセチルテトラペプチド-3はとても強い細胞修復作用を持っておりこの作用で活動を停止した毛母細胞を復元させる効果が期待できます。
さらにキャピキシルはAGAの改善にも効果があると実証されており、このことからキャピキシルが主な成分となっているフィンジアやボストンスカルプエッセンスなども医薬部外品には該当しませんが、その革新的な効果により従来の育毛剤よりも大きな人気を集めています。
化粧品タイプの育毛剤は新しい成分を配合できるので従来の製品よりも期待できる可能性が高い
医薬部外品や化粧品の他にも医薬品として分類される育毛剤も存在します。
医薬品の育毛剤にはミノキシジルなどの医療成分が配合されており、体への作用が強く効果も保証されています。
ミノキシジルは副作用が出たら薄毛以上に厄介なことになる
ならば医薬品を使った方が話が早いではないかと思いますよね。しかし先程も述べたとおり医薬品は体への作用が強いのですが、逆に副作用も強いので誰でも安易に使用できるものでは無いのです。
ミノキシジルやフィナステリドは副作用として頭痛や頭皮のかゆみなどがあり、さらに大きいものだと肝機能障害や心臓への負担といったものがあります。
実際にミノキシジルを使ったという人もたくさんいますが、副作用が出たら薄毛を改善するどころの話ではなくなってしまうと言えます。
これからはタイプにこだわらず広い視野から育毛剤を選んでみよう
対してキャピキシルはミノキシジルを上回る効果があるとされていながら副作用の心配はほぼありません。
この事実からもキャピキシルを配合した育毛剤は、従来の製品よりも明らかに効果が期待できると言えるでしょう。
これからは医薬部外品が化粧品かという点で選ぶのではなく、より広い視野で育毛剤を選んでみてはいかがでしょうか。