成分に注目!効果のある育毛剤の見つけ方 2017.06.27
育毛剤を選ぶ際にはその成分に注目する必要があります。
自身の症状に効果のある成分が配合されている育毛剤でなければ、効果が薄かったり、悪化してしまったりする恐れがあります。
今回は、よくある薄毛の原因に効果のある成分にフォーカスして、その効果や含まれている育毛剤について触れていきます。
AGA(男性型脱毛症)の方にはフィナステリド
男性の薄毛の原因の9割はAGA(男性型脱毛症)であると言われています。
このAGAは男性ホルモンが原因であり、これを抑制する成分が入っている育毛剤が高い効果を期待できます。
男性ホルモンを抑える有名な成分にはフィナステリドがあります。
フィナステリドは飲む育毛剤として皮膚科やクリニックで処方されている万有製薬のプロペシアに含まれており、医薬品のため処方箋なしに個人で買うことはできません。
フィナステリドの効果と副作用
フィナステリドの効果は非常に強力で、国内の臨床試験では3年間の使用で薄毛の方の70%以上に改善傾向が見られたという結果も出ています。
しかし、強力なだけあって人によっては副作用を引き起こす可能性があります。
発症率は非常に低いとされていますが、性欲低下や蕁麻疹のような症状が副作用として報告されていますので、使用する際には用法用量を必ず守って使用してください。
ノコギリヤシも効果あり
フィナステリドの他にもノコギリヤシの成分には男性ホルモンを抑制する効果があります。
ノコギリヤシは育毛剤以外にもサプリメントとして幅広く販売されているので、比較的入手もしやすいです。
また、プロペシアのように医薬品ではないため、育毛剤を気軽に試してみたいという方はまずはノコギリヤシが入っている育毛剤を試してみましょう。
血行が悪い方におすすめの成分
薄毛の原因で多いのは血行不良。
髪に必要な栄養素は血液によって運ばれているため、血行が悪くなると髪まで栄養が届かなくなります。
その結果、髪が痩せ細って弱々しくなったり、ヘアサイクルが狂って普通よりも早く抜けてしまったりします。
このような自体は栄養をきちんと摂っていても起こるので、育毛剤やサプリで栄養を摂っているにも関わらず改善しない場合は血行に原因があるのかもしれません。
血行不良にはセンブリエキスやM-034が効果的
血行を良くする成分として多くの育毛剤に入っているセンブリエキス。
毛根に直接働きかけて血流を良くする上に、毛乳頭という髪の成長を支える根っこ部分の細胞を活性化させる働きがあるので、血行促進と細胞の活性化の両方に効果的な成分となっています。
また、センブリエキスの他にも効果に注目されているのはM-034です。
センブリは植物から抽出された成分ですが、M-034は海藻から抽出された成分です。
M-034には強力な血行促進作用があり、その効果は厚生省が認めるほど。
保湿効果もあるので頭皮が乾燥気味の方にも嬉しいですね。
頭皮の血行不良を治すにはマッサージが有効
頭皮の血行を良くする方法として頭皮マッサージが挙げられます。
血行を良くする成分の配合された育毛剤を塗布した後、頭皮を揉むようにマッサージをすると血行促進効果がアップします。
頭皮マッサージは育毛剤を塗布した時以外にも、お風呂あがりなどの頭皮が柔らかくなっている時に行うと有効です。
血行促進成分の効果を上げるためにもぜひ行いましょう。
女性の薄毛は50代からが要注意!
女性の薄毛の原因はホルモンの乱れによることが多いです。
女性ホルモンは女性らしい体つきを作る以外にも、髪を生やす役割に大きく貢献しています。
50代になるとこの女性ホルモンの分泌が著しく低下するので、これによって女性の薄毛は引き起こされます。
そのため、50代から薄毛を気にし始める女性の数は急激に増加する傾向です。
女性の薄毛にはイソフラボンが有効
現時点で女性ホルモンを直接投与できる育毛剤は存在しません。
しかし、体内で女性ホルモン似た働きをする成分は存在します。
それがイソフラボンです。
イソフラボンは、女性ホルモンと似た役割をするので分泌が低下した女性ホルモンを補い、ホルモンバランスを整えます。
ホルモンは、日頃のストレスなど少しのことでバランスが崩れます。
自分の生活習慣が乱れていると感じた方は要注意です。
イソフラボンならスカルプ5.0CやDeeper3D
イソフラボンはスカルプ5.0CやDeeper3Dなどに配合されているので、自分の薄毛の原因がホルモンの乱れにあると考えられる方はこちらを利用してみてください。
また、イソフラボンが摂取できるのは大豆やサプリメントもあります。
育毛剤と併用して大豆やサプリメントを取ることでさらに効果が高まることが期待できます。
薄毛の原因を探って効果的な成分を選ぶ
薄毛にはそれぞれ原因があり、その原因によって有効な育毛剤が異なります。
自身の薄毛の原因にフォーカスした成分の配合されている育毛剤を選ばなければ、せっかく育毛剤を使っていても効果が薄かったり、逆に薄毛が進行したりする可能性もあります。
自分の薄毛の原因を探ってその原因に効果的な成分が含まれている育毛剤を選びましょう。