逆効果になる育毛剤の使い方

TOP > 育毛剤の使い方 > もったいない!逆効果になる育毛剤の使い方

もったいない!逆効果になる育毛剤の使い方

このエントリーをはてなブックマークに追加
頭に手を当てて辛そうにしている女性の写真

薄毛の予防や対策に効果のある育毛剤ですが、自分にあったものを使用していなかったり、間違った方法で使用していたりすると、髪を育てるどころか逆効果になってしまいます。

知らず知らずのうちに間違った育毛剤の選び方や使い方をしている場合もあるので、今回は育毛剤の正しい選び方や使い方を詳しく解説していきます。

育毛剤が逆効果なのは自分に合っていないから

育毛剤は自分に合っていないものを使用していると、育毛を促すどころか逆効果となってしまいます。

たとえば、頭皮に合っていない成分が配合されている製品を利用していると、場合によっては頭皮の炎症やかゆみといった副作用を引き起こしてしまいます。

そのため、育毛剤を使用するときには自身の薄毛の症状をしっかりと把握し、それに効果的と思われる商品を使用するようにしましょう。

無添加の製品を選ぶと肌に優しい

育毛剤には化学成分が含まれている製品がたくさんあります。

しかし、化学成分は頭皮に悪影響を与える恐れがあるので、なるべく天然由来の成分が多く配合されている製品を選ぶようにしましょう。。

基本的に、安価な製品には化学成分が多く配合されている傾向にあるので、安易に市販の安価な製品に手を伸ばさず、多少高くても無添加の表記がある商品を選ぶと安心です。

なるべく低刺激の製品を選ぶ

また、アルコールなどの刺激が強い成分も頭皮には悪影響を与える場合があります。

アルコールは殺菌効果や皮脂を除去する効果があるため多くの育毛剤に含まれていますが、自身の肌がアルコールに抵抗があるのかをきちんと確認したうえで使用しましょう。

特に、乾燥肌の方やアレルギー肌の方は、アルコールフリーの商品やパッチテストをクリアしている商品を使用するようにしましょう。

薬剤の付け過ぎは逆効果!

育毛剤はたくさん付ければ効果が高くなるというものではありません

むしろ、逆効果で抜け毛に拍車をかける行為となっている可能性もあります。

たとえば、育毛剤の中には髪の細胞を活性化させることによって育毛を行なうタイプの製品もありますが、これを付けすぎると細胞や頭皮に強い刺激を与えてしまいます。

その結果、炎症やかゆみといった症状が表れる場合もあるので、使用する際は用法用量はきちんと守りましょう

育毛剤の併用は逆効果!

育毛剤はたくさんの種類があって効果もそれぞれ違います。

そのため、異なる製品を使用してそれぞれの効果を得ようとする方がいらっしゃいますが、これは副作用の危険性もあるので止めておきましょう。

まず、育毛剤の併用で効果が上がるということは立証されておらず、効果同士が打ち消す合う可能性すらあります。

これでは逆効果なので、もし違う製品の効果が得たい場合は育毛シャンプーや育毛サプリに頼るようにしましょう。

育毛シャンプーや育毛サプリとの併用は育毛において非常に効果的なため、積極的に使用すればそれだけ高い効果が期待できます。

副作用は即刻使用を中止する

炎症やかゆみ以外にも育毛剤によって何らかの違和感がある場合は、即刻使用を中止して医師に相談して下さい。

違和感があっても使用を続けていると、炎症やかゆみといった副作用を引き起こす恐れもあるので、せっかく育毛剤を使っていても逆効果になってしまいます。

たしかに、育毛剤は継続して使用することが大切で途中で使用を中止すると効果が弱まりますが、それが原因で薄毛が進行しては本末転倒ですので速やかに使用を中止しましょう。

初期脱毛の場合は少し様子を見る

副作用や違和感があったら使用を中止しないと逆効果と言いましたが、初期脱毛の場合は少し様子を見る必要があります。

初期脱毛とは、育毛剤の使用を始めてから抜け毛が増えるという現象です。

しかし、これは薬剤の効果が効いている証であり、新しい髪が生えるために抜けるべき不健康な髪が抜けているに過ぎません。

そのため、抜け毛が増えても焦らずに少しの間は様子を見ましょう

しかし、いつまで経っても抜け毛が止まらない場合や、明らかに抜け毛の量がおかしいと感じた時には医師へ相談しましょう。

初期脱毛の目安

1日に抜ける髪の量には個人差がありますが、正常な方で大体50~100本程度と言われています。

しかし、初期脱毛の場合には1日に300本前後の髪抜けると言われています。

また、初期脱毛が始まるのは育毛剤の使用を開始してから3日~1週間程度が最も多く、脱毛が続く期間は1ヶ月~2ヶ月程度となっています。

また、初期脱毛はヘアサイクルの問題で2回起こることもあり、2回目は4ヶ月を過ぎた辺りから体験する人が多くなっています。

選び方や使い方が間違っていると逆効果!

育毛剤は自分に合ったものを選ばなければ、その効果が得られないどころか、副作用を引き起こしたりむしろ逆効果になってしまいます。

また、間違った使い方をしている場合にも全く同じことが言えます。

育毛剤は自分に合ったものを正しく使うことで初めてその効果を発揮するので、購入・使用する際には充分気をつけましょう。

関連する他の記事

育毛剤の使用は何歳から?年齢によっては使用できない育毛剤
基本的には育毛剤に年齢制限はありませんが、中には使用しない方が良いものや年齢制限のある製品もありま…
育毛剤の成分はドーピング検査に引っかかるのか?
スポーツ選手が筋肉の増強などの目的で行なうドーピング。しかし、育毛剤の使用によってドーピング検査で…
通販と何が違うの?市販の男性用育毛剤のメリットと失敗しない選び方
男性用の育毛剤にはネット通販で提供されているもののほかに市販で提供されているものもたくさんあります…
育毛剤で改善!おでこから進行する薄毛はAGAの特徴!?
おでこが広くなったと感じる場合は、AGA(男性型脱毛症)の症状である可能性が極めて高く、早急に対処す…