薄毛の予防には医薬部外品の育毛剤がおすすめ 2017.07.27
医薬品・医薬部外品・化粧品の3種類に分類される育毛剤ですが、どれを選ぶかによってその後の育毛がうまくいくかどうか決まると言っても過言ではありません。
この3種類から自分に合っている商品を選ぶには、自分の症状や頭皮の状態をチェックしておくことが必要不可欠です。
今回は、育毛剤の種類や医薬品と医薬部外品の違いなどを詳しく解説します。
育毛剤は3種類に分類される
育毛剤は医薬品・医薬部外品・化粧品の3種類に分類することができます。
医薬品の効果が最も高くなっており、右に行くほど効果が緩やかになります。
ただし、医薬品は強力な効果やその即効性と引き換えに、他の2つと比較しても副作用が起こりやすいという面を持っています。
そのため、使用する際には医師の処方箋が必要であり、用法用量をきちんと守って使用しなければなりません。
医薬品は短期での薄毛治療を真剣に考えている方には合っていますが、薄毛予防のために日常的に使用してきたいという方にはあまりおすすめできません。
医薬部外品は効果が緩やか
医薬部外品は医薬品と比較すると効果が緩やかです。
そのため、医薬品ほど効果に即効性はありませんが、使っているうちに徐々に効果が出始めるので身体にかかる負担は少なくなっています。
また、無添加やアルコールフリーといった安全性に考慮した育毛剤も多く、これらの商品は敏感肌の方にも安心して利用することができます。
販売されている育毛剤のほとんどが医薬部外品
インターネットやドラッグストアで販売されている育毛剤は、そのほとんどが医薬部外品です。
販売されている商品では医薬部外品の次に化粧品が多く、最も少ないのは医薬品となっています。
特に医薬品の商品は数えられるほどしか存在せず、市販の商品のほとんどは医薬品以外のどちらかです。
薬事法から見る医薬品と医薬部外品の違い
医薬品・医薬部外品・化粧品という分類は薬事法という法律によって決まっています。
医薬品は病気の治療を目的とした薬で、厚生労働省から有効成分の効果が認められたものです。
対して、医薬部外品は厚生労働省が認めた有効成分が一定の濃度で含まれている薬です。
似ているようですが、こちらの場合は治療というよりも予防や衛生を目的として使用されることが多くなっています。
化粧品は効果が許可されていない
先程もご説明しましたが、医薬品や医薬部外品は厚生労働省から効果が認可されています。
しかし、化粧品は厚生労働省認可というわけではないため、パッケージなどでも効果や効能について表現することができず、効果についても疑問が残ります。
また、効果や効能が認められていないということは、良くない成分が入っている可能性も考えられるので、育毛剤比較ゼミでは化粧品に分類される育毛剤はあまりおすすめできません。
医薬品にも分類がある
医薬品の中にも第1類医薬品・第2類医薬品・第3類医薬品という3種類の分類があります。
最もリスクが高いものが第1類医薬品に分類され、こちらは薬剤師のみ販売することができます。
第2類医薬品と第3類医薬品はリスクはあるものの、薬剤師以外に登録販売者でも販売することができます。
医薬品の育毛剤でこの第1類医薬品に分類されているものにはリアップシリーズがあり、高い効果を望んでいる方はこちらを利用することをおすすめします。
発毛剤や養毛剤の分類
育毛剤と非常に名前が似ているものに発毛剤と養毛剤があります。
非常に紛らわしいですが明確に分けるとどれも少しずつ異なります。
まず、育毛剤ですがこちらは抜け毛の予防や髪の成長を促す効果があり、分類としては医薬部外品の商品が多くなっています。
次に、発毛剤ですがこちらは毛を生やす効果があり、医薬品に分類されることがほとんどとなっています。
最後に、養毛剤ですがこちらは薄毛に有効な成分が含まれておらず、その多くが化粧品に分類されます。
育毛剤は自分に合ったものを選ぶ
効率の良い育毛を行なうためには自分に合った育毛剤を選ぶことが必要不可欠です。
自分に合った育毛剤を選ぶときには、自身の症状や頭皮の状態を把握すること以外にも医薬品・医薬部外品・化粧品の3種類からどれを選ぶのかも重要になってきます。
たとえば、頭皮が炎症を起こしているにもかかわらず、効果が強力な医薬品を使用してしまうと炎症がさらにひどくなり、育毛剤の使用を中止しなければならないと言う可能性もあります
このような自体を防ぐためにも、自身の症状や頭皮の状態にマッチする育毛剤を選びましょう。
医薬部外品の育毛剤が最もおすすめ
育毛剤を分類すると、医薬品・医薬部外品・化粧品の3種類に分けることができます。
また、化粧品は効果が認可されていないので、育毛剤を選ぶ場合には化粧品以外のどちらかを選ぶことをおすすめします。
短期間で強力な効果を望めるが副作用の心配もある医薬品と長期間かかるが効果が穏やかなため副作用の心配がほとんどない医薬部外品。
このどちらを選ぶかは頭皮の状態や薄毛の進行具合によって変わると思いますので、きちんと自身の症状を把握して商品を選ぶようにしましょう。