育毛剤を買うのは無駄なの?

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お金を無駄にする前に知っておきたい育毛剤が持つ実際の効果

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ピンクの背景に?を浮かべて悩む女性

テレビCMでもスカルプケア製品をたくさん見かけますね。使ったことが無い場合本当に効果があるのか疑う人も中にはいると思います。

ネットで育毛剤について調べていると使ったけれど効果が無かったとか、お金の無駄だったという話しもちらほら見かけます。

実際に効果があるかどうかは使ってみなければわからない、と言ってしまえばそれまでですができるなら買った後ではなくて買う前に知っておきたいですよね。

今回は薄毛の改善になるかなと思い買ってみたけれど無駄だった、あるいはまだ購入するか迷っている人に向けて、育毛剤が持つ実際の効果について詳しく解説していきたいと思います。

無駄なリスクを避けるために知っておきたい育毛剤の分類

育毛剤と言っても厳密にはいろいろな種類に分かれています。少々強引かもしれませんがおおまかには医薬品と医薬部外品の2種類に分かれると言って良いでしょう。

ここの違いが明確になっていなくて勘違いをしている人も多いと言えます。お金を無駄にせず正しく使用するために医薬品と医薬部外品の育毛剤の違いについて見ていきましょう。

医師から処方される医薬品ははっきりと発毛効果が現れる

まず医薬品系分類される育毛剤ですがこちらは発毛剤とも呼ばれています。

発毛剤には病院で医師から処方してもらう医薬品、薬局などで買うことができる第一類~第三類医薬品があります。

AGA治療で処方されるミノキシジルやプロペシアなども発毛剤にカテゴリされます。

これらのような育毛剤としての医薬品は厚生労働省から認可を受けており、改善率のほどもデータ化されて公表されています。

そのため医薬品はそれだけはっきりと発毛効果が表れるとも言えます。

個人でも利用できる医薬部外品は育毛を促進させるためのもの

そして医薬部外品に分類される育毛剤ですが、こちらでは上記の発毛剤より作用が抑えられているため効果も穏やかであると言えます。

医薬部外品は医師の処方でなくても安全に使用できる製品、という位置づけなのでどうしても濃度や効果を落とさざるを得なくなります。

よって医薬部外品に分類される製品の効果はあくまで、育毛を促進させるためのものという程度になります。

薬品の作用が穏やかなのでその分効果も表れにくく、効果を得るには時間がかかるので継続して使用する必要があります。

医薬部外品を買うのは無駄ではない!医薬品の育毛剤は効果が大きいがその分副作用も大きい

つまり医薬品と医薬部外品に分類される育毛剤の効果には、かなり大きな差があるということです。

このように聞くと医薬部外品の育毛剤を買うのは、無駄ということになるのではと思うかもしれませんが、使用すること自体に意味が無いというわけでは決してありません。

強い効果を得るなら医薬品、緩やかな効果を選ぶなら医薬部外品

確かに医薬部外品として提供されている製品は、AGA治療薬ほどの作用は無いと言えますが、何の効果も製品を厚生労働省が医薬部外品として認可するはずも無いのです。

医薬部外品として認められている以上、多少なりとも育毛効果があると見て良いと思います。

よって育毛剤の中でも医薬品として扱われているものは最も効果が高く、医薬部外品として扱われているものはそれよりも、効果が緩やかになっていると解釈できると言えます。

つまりより効果を望むなら医薬品、軽い作用の薬品で済むと考えるなら医薬部外品という考えた方で育毛剤を選ぶ必要があるのです。

ミノキシジルとプロペシアは副作用があり使う人を選ぶ

単純に高い効果を得たいのであれば医薬品系の製品を選ぶことで、無駄な失敗を回避できると考えるのはご最もです。

しかし医薬品は医師からの指示を受けた上で使用することが決まりとなっています。つまり何の知識もなく使用するのは危険であるということです。

実は医薬品の育毛剤に分類されるミノキシジルやプロペシアは、それぞれ副作用を起こす可能性もあり、体質に合わない人や女性は使用できないというデメリットがあります。

たとえばミノキシジルの場合は肌の炎症やかゆみ、また低血圧やふらつきといった副作用があり、プロペシアの場合は肝機能障害をはじめ男性機能障害やアレルギー症状などの副作用が報告されています。

医薬部外品の育毛剤は無駄ではなく効果が出るまで使い続けることが大事!

このように医薬品に分類される育毛剤は高い発毛効果があるものの、服用することで体に大きな副作用が現れる可能性があることから、個人での利用は決しておすすめできないと言えます。

逆に医薬部外品である場合は薬品の作用を抑えてありますので、深刻な副作用の心配はほとんどなく比較的安全に使うことができます。

正しい知識を仕入れてから自分に合った製品を続けて使おう

育毛剤を使ってみたけれど効果が実感できなくて無駄だった、という口コミも医薬部外品ですから仕方がないという部分は大いにあると言えるでしょう。

しかし多くの場合効果を実感しているのは、少なくとも半年近くの長い期間使い続けた人なので、1ヶ月か2ヶ月程度では効果が無いと判断することはできません。

また完全に毛髪が生えない頭皮である場合は、育毛剤を使っても効果は期待できないと言えます。

他にも有効成分が自分の薄毛の症状に合っていないことも考えられるので、無駄だと途中で投げ出さず正しい知識を以って育毛剤を選ぶことをおすすめします。

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