未成年が使用してはいけない育毛剤と成分を徹底解説! 2017.08.30
AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンが増加し、薄毛になってしまう症状で10代や20代といった比較的若い男性にもみられる薄毛の症状の一つです。
AGAを発症する年齢は、一般的に20代から30代と言われていますが、近年では10代の未成年者にも発症する人が増え悩む人も多くなっています。
ただ、危機感を感じて育毛剤を使おうにも様々な成分が入っているため、若いうちから使っても大丈夫なのかと不安になることも多いでしょう。
ここでは、未成年者には有害と言われる育毛剤の成分や10代の人でも安全に使用できる育毛剤について紹介していきます。
育毛剤によく含まれる未成年者に有害な成分
育毛剤に含まれる成分の中には、未成年者が使用を禁止されているものがあります。
これは未成年がまだ成長過程であるためなるべく人体への影響が強いものを使用させないためです。
また、若いうちは代謝も良いので成分を多く吸収してしまうので、副作用の危険性が高まる可能性もあります。
ミノキシジルは血行促進作用がある
育毛剤によく含まれる成分として代表的なのはミノキシジルが挙げられますが、この成分を含む育毛剤を未成年者が使用することは禁止されています。
ミノキシジルの効果は血管を拡張させ、血行を促進させ栄養を髪に届けることです。
しかし、副作用として倦怠感や目眩や立ち眩みといった症状が表れることがあります。
他にも、頭皮の痒みやかぶれ・性欲減退。体毛が濃くなるといった様々な副作用が起こる可能性も捨てきれません。
また、ミノキシジルを含む育毛剤には下記のようなものがあります。
- リアップ
- カークランドミノキシジル
- ポラリスシリーズ
- ジェンヘアーミノキシジル
未成年の方はここに記載されている商品は使用を控えるようにしましょう。
フィナステリドは男性ホルモンを抑制する
フィナステリドを含む育毛剤の使用も未成年には禁止されています。
フィナステリドは、一般的な塗布するタイプよりもサプリメントのような内服タイプに多く見られ、副作用としては勃起不全や肝機能障害や嘔吐といったものから、鬱病の発症なども起こる危険性があるようです。
女性の場合は触るだけで不妊になる可能性があることから、触れることすら禁止されています。
また、フィナステリドを含む育毛剤には下記のようなものがあります。
- プロペシア
- フィンペシア
- フィナロ
- ハリフィン
未成年の方以外に女性の方もこちらが含まれている商品の使用は避けましょう。
デュタステリドはフィナステリドよりも強力と言われている
デュタステリドは前立腺肥大症の治療のために作られた薬ですが、脱毛症にも効果があるとされ育毛剤にも使われています。
一部では、フィナステリドよりも育毛効果を期待できると話題になっていますが、副作用もフィナステリド以上です。
主な副作用としては性的不能や性欲の減退などが挙げられ、フィナステリドと同じく女性に対してとても重い副作用があります。
また、デュタステリドを含む主な育毛剤には下記のようなものです。
- アボダード
- デュダス
こちらもフィナステリドと同じように、未成年の方も女性の方も絶対に使用しないようにしてください。
未成年でも安全に使用することができる育毛剤
ここまで見てみると、育毛剤の成分は人体に有害で未成年者の使用に向いていないように感じるかもしれませんがそれは間違いです。
副作用などの心配がない安全なものも多く、早めに使用することで、抜け毛の量を減らし頭皮環境を早期に整えることができます。
自分に合った商品を選んで安全に育毛を行いましょう。
幅広い年代に使用されている!チャップアップ
チャップアップは数多くある育毛剤の中でも幅広い層に人気が高く、特に若い世代の満足度の高さは随一です。
チャップアップには、ミノキシジルは使用されていませんが、海藻エキスのM-034という成分が含まれており、この成分は人体への影響がなく、ミノキシジルと同等の育毛効果があると言われています。
また、同じ会社から併用できるサプリも販売されているため、体内からも頭皮環境を整えることのできる商品です。
生え際が気になる人はこれ!薬用プランテル
プランテルは生え際が気になる人にはピッタリの育毛剤です。
もちろん未成年の方にもご利用いただける安全性の高い商品となっています。
スプレータイプで狙ったところにピンポイントで使用することができるので場所を選ばず使用でき、見た目も育毛剤っぽくないので周りにバレたくない10代の人におすすめです。
頭皮の健康が第一で作られているので、パラペンや鉱物油や合成着色料は使用されていません。
また、抜け毛の原因を根本から解決する成分が入っているので抜け毛の原因を根本解決することが可能です。
未成年の人が育毛剤を使わずに抜け毛対策する方法
抜け毛の原因は遺伝もそうですが、生活習慣が大きく関わっています。
普段の生活習慣や食生活を変えることで、薄毛を改善へと導くことが可能です。
たとえば、寝る前にスマホをいじってしまい、ついつい夜更かししていませんか?細胞は睡眠時に分裂して体の組織を成長させていきますが、髪もこれと同じように成長します。
つまり、睡眠時間が長くなるほど髪に栄養が与えられて成長しやすくなるというわけです。
また、食生活はもちろん大切で、バランスの良い食事や髪の毛に必要な亜鉛やたんぱく質をしっかり採ることで髪の毛の成長を促進させてくれます。
生活習慣や食生活を改善すると育毛剤の効果を実感できる可能性も飛躍的に上がりますので、育毛剤の使用と併行して生活リズムも整えるようにしましょう。