育毛剤の効果的な塗り方

育毛剤には薄毛や脱毛の進行を抑えるための、有効成分がふんだんに配合されていますが、正しい塗り方で使っていかないと効果をうまく引き出すことはできません。

よって正しい使用方法を知っておくことは、毎日使っていく上で非常に重要であると言えるのです。

製品によって髪を乾かす前に塗るのか、乾かしてから塗るのか異なるので確認を！

まず育毛剤はシャンプーで髪を洗ったあとに使う、ということは購入したほとんどの方がご存知かと思います。

重要なのは髪を洗ったあとにそのまま塗るのか、それともドライヤーで髪を乾かしてから塗るのかという点です。

これは製品によって異なるので説明書を読んでおく必要があるのですが、ここを確認せずに適当な塗り方をしてしまうと、育毛剤に含まれている有効成分を上手く頭皮に浸透させることができません。

多くの場合は髪の毛を乾かす前に塗るのが良いとされていますが、チャップアップをはじめとする一部の商品では、髪の毛を乾かしたあとに塗る仕様となっていますので注意が必要です。

頭皮の毛穴が開いているタオルドライの状態で育毛剤を使うためのコツ

上記でほとんどの育毛剤では髪の毛を乾かすまえの、タオルドライの状態で塗るのが望ましい、とされていますが髪の長さによって残っている水分による潤いも異なります。

そのため髪の長さによってはドライヤーが必要になる場合もあります。

短い髪であればすぐに乾いてしまいますし、長い髪であるほど水分も長く残ります。

よって短い髪であればドライヤーを使うとすぐに頭皮も乾いて、毛穴が閉じてしまいますので必要ないでしょう。

対して髪の長い人はタオルで水分を拭き取っても、まだまだ水分を多く含んでいる状態ですので、ある程度ドライヤーで乾かしてから育毛剤を塗ると良いでしょう。

ただし乾かしすぎると意味が無いので、ドライヤーをときどき止めて水分が残っているかを確認する、髪の根元あたりが湿っていると感じる程度でドライヤーをやめるという点をこころがけて乾かしてみてください。

製品ごとに推奨されている用量を守った塗り方でないと薄毛は止まらない

髪の毛の準備が整ったところで育毛剤を付けるわけですが、ここでの塗り方も気をつけておきたい部分がいくつかあります。

とくに付ける量が足りない場合は効果もその分発揮できなくなります。

製品によって異なりますが育毛剤ごとに塗布する量は決まっています。たとえばチャップアップの場合は気になる箇所に最低でも20プッシュすることを推奨しています。

2，3回程度のプッシュ量ではとても足りませんね。そんなに使うのかと最初は感じると思いますが、決まった用量を守って使用しないと育毛剤の効果は発揮されませんので、どのくらいの量を使うのかもきちんと説明書を読んで把握しておきましょう。

育毛剤を使用する前に心がけておきたいのは、見た目にわかるような効果がすぐに現れるわけではないということです。

育毛剤を使ってみても効果が現れないと悩んでいる方もたくさんいらっしゃるようです。

中にはすぐに使うことを辞めてしまう方もいるようですが、育毛グッズの大半は使用してもすぐに髪の毛が生えてくるということはありません。

よっていくら発毛効果が高いとされている商品を使っても、数日くらいでは効果を実感することはできませんので、一見正しい塗り方をしたのに効果が無いように見えても仕方ないでしょう。

育毛剤の効果が出てくるのは購入から通常半年はかかる！

それでは使ってからどのくらいで効果が出てくるのかというと、早くても3ヶ月からで通常では6ヶ月くらいからと言われています。

よって育毛剤は通常半年かそれ以上の期間、正しい塗り方を守って使わないと意味が無いのです。

使いはじめて一週間で効果が出た、なんていうのはほぼありえないと言って良いでしょう。

薄毛に悩んでいる人は育毛剤を使うことで、髪の毛が早く生えて欲しいという気持ちがあると思いますが、どの製品でもこれは変わらないので根気よく薄毛の改善に向き合うのが大切であると言えます。

このように育毛剤は頭に塗布するだけでは、充分に効果を発揮するものではないということを、まず念頭に置いた上で利用するべき製品であると言えます。

時間がかかる上に最初は面倒と感じるのは否めないとは思います。

しかし正しい塗り方で育毛剤を使用し、早い方であれば3ヶ月ほどで薄毛の進行がなんとなく止まったかな？と感じる方が多くいらっしゃるのも事実です。

難しい使用方法では無いので慣れてしまえば、問題なく習慣として続けられる範囲であると思います。

正しい塗り方で使用し頭皮マッサージも忘れずに行うことで、育毛剤の効果をより早く引き出せるようになるはずです！