学生のための育毛剤についての基本知識 2017.10.11
薄毛はまだ学生と言える年代の人たちにも現れます。成人もしてないうちに薄毛になるなんてショックも大きいと思いますが、だからこそ育毛剤などを使って早めに対処することが大切です。
他の人に相談することにすら抵抗を感じるという人もいるでしょう。
しかし薄毛になった場合は放置すればするほど、症状が悪化していきますので逆効果であると言えます。
育毛剤に関して知識を増やしていけば、正しい対策を取ることができるようになりますので、今回は学生の方に向けた育毛剤の知識について詳しくご紹介していきたいと思います。
育毛トニックは学生にも買いやすい
育毛剤には実にいろいろな種類が存在しますが、気をつけたいのはちゃんと効果を期待できるもの、そして自分に合った製品を選ぶようにすることです。
スカルプケア製品として提供されているのは育毛剤の他にも、育毛トニックや発毛剤に分類されるものもあります。育毛剤トニックは安価なものが多いので学生の方でも購入しやすいと言えるでしょう。
それぞれ呼び方が違うだけで同じもののように見えますが、実際はまるで異なるものなので順に説明していきましょう。
育毛トニックはほとんどが水とアルコール
育毛トニックは育毛剤と同じく、様々なドラッグストアやスーパーで見かけることができます。
サクセスやスカルプDなどはテレビでもよく見かける有名所ですね。しかし薄毛をすでに発症している場合これらの育毛トニックでは髪を生やすことはできません。
育毛トニックに配合されている成分のほとんどは水とアルコールで、発毛効果が期待できる有効成分の配合量はそれほど多くありません。
つまり育毛トニックと育毛剤は似て非なるものと言っても良いようなものなのです。
育毛トニックは薄毛予防にはおすすめ
育毛トニックの主な効果は頭皮の悪臭やフケなど不快な症状を改善するというもので、実際には髪と頭皮を清潔に保つためのものと言った方が正しいでしょう。また薄毛になっていない人が予防のために使用する製品でもあります。
一方で育毛剤は育毛効果が期待できる有効成分が配合されており、薄毛の原因となる悪玉男性ホルモンを抑制したり、頭皮の血行を抑制し髪の毛を生成させる毛乳頭細胞を活性化させたりする成分を重視しています。
育毛剤は学生が使っても効果があるのか?
よって薄毛に悩んでいるのであれば育毛剤として、提供されている製品であるかどうかをきちんと確認してから購入しましょう。
ところで学生の年齢であればほとんどの場合未成年ということになりますが、未成年が使用してもちゃんと効果があるのか気になる人もいるのでは無いでしょうか。
医薬部外品は未成年も使用できる
育毛剤は大きく分けて医薬部外品と医薬品があります。医薬部外品は薬品による作用を持ちますが、個人で購入しても安全に使用できるので、ドラッグストアなどで広く市販されています。
医薬部外品は個人で使用しても安全なように、医薬品よりも効果が緩やかになっています。
一般的に広く育毛剤として知られているのは医薬部外品として市販されているものです。
このように市販で提供されている育毛剤であれば、学生の方であっても問題なく使用することができます。
医薬品の育毛剤は未成年の使用は×
対して未成年である場合医薬品として処方されるものは、原則使用することを禁じられています。
医薬品と医薬部外品では使用した際に現れる作用にも差があります。
医薬品である場合は薬品による作用が強いので、基本的に医師または薬剤師から処方されなければ入手することはできません。
ミノキシジルやフィナステリドといった医薬品に分類されるものは発毛剤とも呼ばれ、こちらはAGA治療薬として処方されています。
これらの発毛剤は医薬部外品の製品よりも薬効が強く、代わりに副作用が発生するというデメリットがあり、とくに未成年である場合は発症するリスクが高いので使用を禁じられているのです。
主な副作用としてはうつ症状/肝機能低下/性欲減退などが挙げられます。また女性が使用した場合も深刻な副作用が発生するので使用することはできません。
天然由来の育毛剤なら学生でも安全
以上のようにミノキシジルのような医薬品に分類される発毛剤は、未成年の方だと副作用のリスクがとくに高く、また成人の方でも効果を感じられないこともあるので、基本的には市販の育毛剤を使用することをおすすめします。
また近年の製品はバージョンアップを繰り返すことで、副作用の心配が無いうえにミノキシジルなどの発毛剤と変わらないほどの効果を期待できるものも増えてきています。
また天然由来成分を使用しアルコールなどの添加物を極力少なくした製品であれば、刺激が少なく頭皮が炎症を起こすなどのリスクを回避できます。
高校生や大学生などの若い世代で育毛剤を使用する際には、天然由来の成分を多く含んだ製品を使用するようにしましょう。